リスニング内容を日本語にしてもいいです。ただ絶対並べ替えないで!!

聞き取った単語を日本語にしてしまう、しばらく仕方ないです。回数聞いているうちに 日本語は簡単な単語から段々抜けていきます。上級者すら覚えたばかりの単語が出てきた時には 一瞬日本語がよぎります。これは仕方ありません。
でも並べ替えはご法度!!中学高校の中間期末テストでは理解度を測る為に和訳をさせていました。 でも、英語では誰も採点はしません。先頭から聞こえて来た語順で理解する努力をしましょう。
・・・って簡単に言うな!って思ったかも知れません。いくつか聞き取りに重要な心構えを 綴っておきます。

日本語は外枠から、英語はド真ん中から
日本語は結論を後回しの言語です。「最後まで聞けよ!」と言うセリフもどこかで 聞いたような聞かないような…でも、その裏には「日本語は最後まで聞かないと結論が 判らないだろ!!」と言うセリフが暗に隠れてたりします。例えば…
Aさん「私はバンクーバに行って、友達をたくさんつく・・・」
Bさん「凄いじゃん!!紹介してよ!」
Aさん「最後まで聞けよ!作りたかったけどアジア系の人ばかりでカナダ人見つからなかったんだよ。」
とまぁこんなところでしょうか?英訳してみます。
Aさん「I went to Vancouver and I wanted to make many friends but...」 と、どこで区切っても大きい誤解は無いです。wantedで「作りたかった」と先に言ってるので後は 続くとすれば理由かな…と言う感じです。つまり、「最後まで聞かなくてもあんまり誤解は起きない」 のが英語なんです。言い換えれば、1文の最初の数単語を聞き逃したら取り返しが凄く難しいです。 特に集中しましょう。
聞こえない単語は聞こえなくてもいいから聞こえない
真面目な人ほどisとかまでハッキリ聞き取りたがります。でも、もしそのisが wasなのかisなのかで話の筋が変わるようなケースにはNativeさんもハッキリ発音してくれます。 逆にあんまり重要で無い時はisが「ス」とかと息が漏れる音程度にしか聞こえないものです。 つまり、良く聞こえない単語は捨て置きましょう。
誰が、した、(何を、)(どこで、)(いつ)
時制や助動詞などはあれど、上は英語の基本の順番です。
「彼が助けた老人を、道で昨日。」
意味、判りますよね?この順番の日本語に慣れてから英語を聞いてみるのも ちょっと感触をつかむのにはいいかも知れません。

リスニング初級脱出はそう遠くありません。

このページに当てはまっている人はリスニング初級脱出はそう遠くありません。 もう一度言いますと、日本語にしてもいいです。絶対並べ替えないで下さい。 それが出来るようになると、後はリスニングした量に比例して日本語にしなくても 無意識に理解出来る単語が増えていきます。頑張って下さい。

今までお使いの教材でも、「先頭から聞いてやろう」と努力すればいいと言えばいいのですが、 何か物足りないと感じておられるのなら下記がお勧め出来るかも知れません。
「英語をつい並べ替えてしまう」と言う日本人の癖を直す事を徹底的に追求した教材で、 これは管理者も自分で試しました。英語を徹底的に先頭から理解する事を目指し、 さらにスピードのアップダウンで理解速度の強化を狙ってます。 目指す理屈は当サイト管理者に一致してます。
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