初めての英語スピーキングと基本的に学習法は同じ。文法攻めか暗記攻めかです。
文法攻めは自分でフレーズを作る。暗記攻めは単語の入れ替えが全てです。
文法攻めのスピーキング学習
- 主語、助動詞、動詞までは先を考えずに口に出す!
- 文法攻め学習者の欠点は正しい英語を意識し過ぎる事。でもまずは主語、助動詞、動詞までの 並びはとにかく口に出してから次を考える事。主語の前でピッタリ止まる事だけは止めるべし。
- 気が付くといい足りない事が残っているはず。
- 主語、助動詞、動詞までいい終えると、文に寄りけりですがまだいい足りない「何を」、さらに いい足りなければ「どこで」「いつ」を付け足すことです。
- まだ長い文を作らない!
- 初心者は日頃の日本語を英語にしようと考えすぎるので、「私は映画を見に行く」などを 慣れなくても1文で完成させようと意識しすぎます。「見に行く」と何ていえばいいか判らないのなら 「行く、そして見る」と2文構成にしてしまいましょう。カッコいい英語を目指すのはもうちょっと先で いいと思います。何故ならコミュニケーションの満点は正しく意味が伝わる事ですので・・。
- 注意すべきこと
- 文法攻めばかりしていると、お約束のフレーズに弱い人が出来上がります。 これが文法攻め学習者がTOEICのリスニングに弱い一番の理由です。 決まり切ったフレーズほどNativeはササッと発音もややいい加減に喋ります。 海外旅行英会話フレーズ集などがあれば、使わなくても聞き取ろうくらいの気持ちで たまには目を通す事をお勧めします。
まだまだ喋り捲る! 基本的に初めての頃と学習方法は同じ!間違いを恐れず思った順に声に出す練習が一番大事。オンライン英会話 イングリッシュチャンネル が値段的には一番手頃。ただ、グループレッスンだと 間違い恥ずかしがっちゃったり、つい他の人に喋る役を譲っちゃいそう…みたいな性格の人はオンライン英会話の「e英会話」 の方がマンツーマンなので向いてるかも知れません。どちらも凄い安さですよ? それでも嫌なら、我がサイト、コジたんの英会話学習を発声しながら地道に頑張るしかないですね。(^-^)
暗記攻めのスピーキング学習
- 最初に覚悟すべきこと
- 読んで無い方は、スピーキング学習の「はじめてレベル」のページの同じ項に目を通しておいて下さい。
- とにかく真似ましょう。
- テープやCDなどの音をとにかく真似ましょう。カタカナとアルファベットを忘れて下さい。 singはテープからは「シン」としか聞こえないのに、何故か「シング」と発音してしまう人がいます。 言ってない音まで勝手に作らないように。
- まだまだ難しいですがシャドーイングを強く勧めます。
- シャドーイングとは、テープの喋りを聞きながら追うようにしてリピートする練習です。 テープは止めません。今のレベルですと、スクリプトを見て、全文大体暗記してリピートするのが 一番。テープの発音はもちろん、そのリズムを真似るよう心掛けましょう。
- 注意すべきこと
- 暗記攻めは文法攻め以上に単語が命になってきます。何故なら暗記攻めでは知らない単語を 自分の力で説明するような練習はあまりしないので、コツコツと・・・。そして、発音は きちっと抑えましょう。特に「どこにアクセント」が来るのかは凄く大事! 「アンブレラ」と棒読みで覚えていて、知っている単語なのに外人さん風に「ァンブレーラ」と いきなり言われると「知らない単語?」って思っちゃいます。単語を増やしておきましょう。
暗記スピーキング・・・(汗) これで大人が英語を習得するのは
かなり難しいのではと考えております。もう幼児のスポンジのような吸収力は
私達にはありません。しかしこれをなんとか解消しようとした教材が
あの有名な「スピードラーニング英語」
になるわけです。試用されている私の生徒さんにもお借りして少々試聴してみました。
なるほど・・特に「旅先で英語でコミュニケーションを取りたい!」的な方には
良いかもしれません。知ってるフレーズが飛び込んでくる!そして自分の耳慣れた言葉が
頭に過ぎる、そして突然英語が口からスラスラと・・・と言う寸法だと思います。
「自分の意見を述べる」と言う感じではないかも知れませんが、そもそも理屈が嫌いな方なので
その点は問題ないのではと・・・(苦笑) ご検討の価値ありです。
両タイプ学習者への補足
まだまだカジュアルにトーク出来るレベルではないですが・・・ 挨拶くらいならもう勇気を出せば出来るはず。ご近所の英会話喫茶にでも顔を出して見るのは いかがですか?そして、「最初が勝負です!」何故なら、来て最初の会話は予想が付くし、 喋る機会は恐らく必ず与えられます。(与えないような英会話喫茶は終わってます。(-_-;)) 丸暗記でもいいので、「名前、仕事、趣味」くらいを言えるようになっておきましょう。 趣味は絶対付けるように!何故なら、ここでキッカケを作れれば自分の得意分野の会話が 始まるので、予想の付き易い会話が始まってくれるからなのです。 仕事で突っ込まれるとちょっと難しいんですけどね・・・