関係詞とは単なるカッコ書き。恐れるなかれ!

関係詞は少なくとも読む上ではちっとも難しくないです。喋るのも頭の切り替えだけかも。

悲しい事に学生時、筆記試験和訳の為の「後ろから和訳」は日本人の英会話力に ストップを掛けてしまいました・・・
I'm reading the book which my mother gave me.
もしかしたらあなたは、「私の母が私にくれたその本を・・」とか解釈してないでしょうか。 では、次の日本文を読んでみましょう。
私は本を読んでいます(私の母がくれました)
・・・何か前に折り返して2度読みしたりしましたか?
そう、要はwhich, who, thatが文中で出てきたら、単に「カッコ」と読み替えれば 何も難しくないのです。もうちょっと試してみましょう。
The beautiful lady who kissed me yesterday was a gay!
その綺麗な女性(私に昨日キスした)はゲイでした!
The house whose garden is big is mine.
その家(それの庭は大きい)は私のものです!
@に読み直してもいいですよ?(笑)
最近、名前にやたらと@付けたがる人いますよね?
YOSHI@英語学習中! とか書いて・・・これが文中に入ってもきっとみなさん 理解できますよね?
「私はYOSHI@英語学習中!に会いました。」
これを英語 にすると?
I met YOSHI who was studying English.
まぁこれは単なる冗談ですが。(^-^)
喋るときは、英語と日本語の発想の違いを知るのが大切!
日本語は回りくどいです。周りくどい上に最後自信なさげに声が小さくなると 肝心の結論が聞こえません。
「私は今日、大きい会社との契約をあげ・・・・」
肝心なとこが聞こえねぇよ!!似たような事で怒っている上司が目に浮かびます。
一方英語はまず最初に「誰が」「何する」が来ます。下手するとそこで 相手は全てを悟って返答してくるかも知れません。関係詞にはこの発想が必要です。 今、動物の象をどんな動物か日本語で説明してみましょう。
鼻が長くて、大きくて、灰色で、大きい牙が2本ついている・・・
まだ結論は出てません!まだそう言う人間が居ないとも限らないですよね? (だからこそ日本語は会話にジョークを入れ易いと筆者は思っています。)
次は英語版
This is an big animal which has....
最初に大方の結論が出ちゃいますよね?後は脳裏に浮かんだ大きい動物に色塗って牙付けて・・と言う 作業を行うだけでもうどんでん返しはありません。
この思考回路がまさに関係詞のツボです。最初に大まかに形を作ります。
「誰が、どうした、何を。」その「誰」や「何」の後に、カッコ書きを付けたければ whichやwhoを付けて、カッコの中身を言えばいいのです。ただ、喋るときは慣れなければ 2文に分けても全く大丈夫。その方が日常会話っぽいです。 あくまで、聞く際に並べ替えないで聞けるコツ、関係詞ってカッコなんだな~と言うのを 知ってしまいましょう。
関係詞が使えるようになると急に英語で表現出来る事が増え捲る!
関係詞を使えるようになると英語は急に何でも表現出来るようになります。 文を作ってる最中に、「あっ、もうちょっと詳しく言いたい」と思った単語を whichやwhoでカッコ書きするだけ。これを始めた瞬間からあなたのスピーキング力は 爆発的な伸びを見る事になります。
歩きながら練習
町を歩いてる時に関係詞はいくらでも練習出来ます。そこにコンビニエンスストアがあります。
Unn...This is the store which I can find anything at.
いつも聞いてる歌がかかりました。
This is the song that I like.
よく行く本屋が閉まっていました。
The book store that I often go to was closed.
まだ上記のような細かい前置詞は落とすのは仕方ないです。でも、使えなくても スムーズに聞き取れるようにしておきましょう